さまざまな種類(骨髄由来、脂肪組織由来、乳歯歯髄由来、臍帯由来、羊膜由来等)がある間葉系幹細胞グループの中でも、骨髄由来間葉系幹細胞には非常に豊富な活性物質を分泌しており、その誘導因子には皮膚や毛髪の組織再生や高機能化のための活性物質が数多く含まれていることが解明されています。
(大阪大学先端科学IVセンター内「皮膚再生技術(ピアス)」の研究より/2016年1月19日)

骨髄間葉系幹細胞VTR
大阪大学皮膚再生技術共同研究部門ピアスの研究内容の一部

骨髄由来幹細胞とは

骨髄液の中にごく少量(約100000分の1)だけ含まれる間葉系幹細胞、それが「骨髄由来幹細胞」です。
骨髄液の多くを構成する造血幹細胞(血液の基となる幹細胞)とは、まったく異なる幹細胞です。
この間葉系幹細胞と呼ばれる生体内にもともと存在する幹細胞は骨髄で生まれていることから、骨髄由来幹細胞には非常にユニークな性質が備わっています。
様々な疾患に対して高い治療効果があることが研究されており、再生医療を担う高いポテンシャルを有する有望な幹細胞です。

 

参照:World Global Status of MSC Clinical Trials(2015)

 

■幹細胞とは

幹細胞とは「自己複製能」と「多分化能」という、特殊な2つの能力を持つ希少な細胞の総称で、細胞の基となる細胞とも言われています。
この幹細胞は生体の中で損傷した組織の修復や、老化した組織への細胞補充の働きをおこなっており、難病の治療、健康増進、予防や抗加齢医療など、さまざまな医学応用が研究されています。

自己複製能多分化能
自分と全く同じ能力を持った細胞を複製する能力骨・筋肉・皮膚・毛包・血管・神経・肝臓・膵臓など、からだをつくる様々な細胞に成長していく能力
幹細胞の特殊な2つの能力

■注目される骨髄由来幹細胞培養上清のサイトカインとエクソソーム

ヒト骨髄由来幹細胞培養上清には非常に多くの活性物質が含まれていますが、なかでもサイトカインとエクソソームが注目され多くの研究が進められています。
SakuraStem BM-1 による肌の抗老化作用や美白作用などは、 ヒト骨髄幹細胞培養液に豊富に含まれている「サイトカイン」と「エクソソーム」が関与しています。

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